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ウルトラマンと「正義」の話をしよう 神谷和宏

 先日珍しく漫画の紹介をしましたので、今日は本の紹介をします。

 北海道在住のウルトラマン先生神谷和宏氏ウルトラマンと「正義」の話をしようです。神谷氏は中学校の授業でウルトラマンを題材として扱う教師として何度もTVに取り上げられています。紋別市在住時に、嫁と神谷氏がお友達となり、私もその頃から知っています。(お友達といっても、嫁はウルトラマンには詳しくありません。)

 さてこの本は全7章と、色々な角度からウルトラマンを通して「善」と「悪」について語られています。実際の授業をベースに作られた本なので生徒の授業でのリアクションも書かれており、なかなか楽しく読めます。

 読んで頂ければマニアの方なら概ね納得できる内容と思われます。また、題材として取り上げられているものが意外と多彩でニヤリとさせられます。

 鉄板ネタは順当に、ノンマルトの使者、超兵器R-1号、故郷は地球、怪獣使いと少年、狙われた街等ですが、新しめとしてメビウスの怪獣使いの遺産、マックスの狙われない街(それぞれ前述の後日談)、超マニアックにザ☆ウルトラマンの怪獣とピグだけの不思議な会話が取り上げられています。かなりのマニアでも楽しめる内容だと思います。ご自分の意見との相違点を探すのも面白いでしょう。

アマゾンでもなかなかの高評価です。
ウルトラマンと「正義」の話をしようウルトラマンと「正義」の話をしよう
神谷和宏

朝日新聞出版 2011-07-07
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 以前我が家で使用していた大型ブラウン管TVは神谷先生のうちに嫁いでいったのですが、まだ使われているのかな???地デジになったしもう買い換えましたよね。

 個人的に神谷先生には、同じく円谷プロの作品である、怪奇大作戦の幻の24話「狂鬼人間」を授業に使ってみて欲しいですね。生徒は相当びびると思います。恐怖劇場アンバランスの「木乃伊の恋」も良いですね。ただし、両方とも、中学生にはまだ無理かな?

必見:幻の24話「狂鬼人間」 消されないうちにどうぞ


神谷先生のHP:http://page.freett.com/kami28/index.htm

稚内にも春が来た

 ここしばらく、最高気温が0℃を超える暖かい日が続いており急激に雪解けが進みました。幹線道路の路面は完全に出でていますし路地の雪も消えてきました。歩道の横に積まれた雪壁も1m以下まで縮んでいる場所が多いです。我が家の駐車場も下のアスファルトの一部が露出してきました。もう春ですね。

 我が家の裏山の雪も固まっています。先日下の娘がジャンプ台を作ってソリ遊びをしました。硬い雪でスピードが上がり、ジャンプ台で大ジャンプして喜んでいました。こんな調子なので、絶叫マシンは何ともないんですね。3枚目の写真ではかなり浮いています。

1
2
3
4

【 オマケ 】 
下の娘の作ったゲロえもん
ゲロえもん

YAMAHA RX-V771 導入 AVアンプ

 ホームシアター用にYAMAHA RX-V771を導入しました。このアンプは中身があまり詰まっていない割に無駄に背が高く、ラック中央の仕切り棚が使えなくなったために、レコーダー(DIGA DMR-BW950)はアンプの上に直置きです。(ただし、熱がこもらないように、レコーダーには高さ2センチの黒檀ブロックを履かせて、かさ上げしております。)

RX-V771

 今までは、4100円で中古購入したケンウッドのA-1001を使用していましたが、約20年前の機種で、最近は音が出たりでなかったりだったためとうとう買い換えました。(まあ、20年も良く保ったものだと思います。)

A1001

 RXーV711にした理由は、HDMI出力が2系統有り、たまたま半額以下の大安売りをしていたからです。これ以外選択肢は有りませんでした。(この時点では)

 我が家は、TVとプロジェクターを使用しているためHDMI出力は2系統が必須です。今までは普通のプリメインアンプでしたので映像系はレコーダーと直接接続し、音声のみプリメインに送っていました。そのため配線が多く、HDMIが使用出来なかったため質的にも低かったです。

 今回、写真右側のケーブルを左のHDMIケーブル1本に集約する事が出来ました。アンテナ線+HDMIケーブル3本で、TV、レコーダー、プロジェクターの接続が出来ます。

ケーブル 

 問題は音質ですが......今のところ、

 所詮は中級AVアンプ、音質はこの程度か....という感じです。20年前の定価6万円のプリメインと一長一短ですね。音場感や透明感はV711が優れていますが、バランスが良く聴き取りやすいのはA-1001です。V711は薄いというか、密度感、実態感がないというか、ちゃらいというか...そんな感じです。「最近のAVアンプの音質は向上している」と言われていますが....これでは???です。

 しかし、我が家のスピーカーはフロント2ch分しかないんですよね。元々このアンプは2ch用ではないので、他のSP(センターやリア)を追加しないと本領は発揮しないものと思われます。センターやリアSPを中古で揃えてみるつもりです。それからが本当の勝負でしょうね。今の環境では、実力を出せなさすぎてアンプがかわいそうですね。

SP

 それにしても、HDMI出力が2系統あるアンプは少ないですね~。プロジェクターは買うなということですかね...と思って調べてみたら、ONKYOから出たばっかりの新製品TX-NR515もHDMI出力が2系統あるし、値段も1週間で5000円も下がっているじゃないですか~。それに加えV771よりも薄型だし、販売価格は少し高いけどONKYOの方が良かったかも???ぎゃっぴ~。アンプはONKYOの方が音質的に好きですしね。

 まあこうなってしまっては仕方がないので、V771の方が定価はかなり上なので良しとしておきます。

(追記1)
学習リモコン(ソニー RM-PLZ430D)には直接対応していなかったので、手動でメインのボタンを1つ1つ記憶させていきました。それほど手間ではありませんでした。
(追記2)
我が家のようにフロント2chしかない場合は、手動で使用SPを設定しないと音が小さくて使い物になりません。

久しぶりに当たりの漫画「五大湖フルバースト」

久しぶりに、感心し感動した漫画に出会いました。

タイトルは五大湖フルバースト大相撲SF超伝奇 (西野マルタ作)

相撲漫画です。それも、普通の相撲じゃありません。
(ちなみに私は相撲はほとんど観ません)

舞台は相撲が国技になっている未来のアメリカのデトロイト。
(既にここで終わってます。出落ち感MAX。)

物語で戦う2人は、
キリストのように十字架にかけられた石像から蘇った伝説の横綱。(日本人)
技の横綱と言われた五大湖が改造されたロボット。(アメリカ人)

(対戦者同士が既に人間ですらない)

 人間時代の五大湖の必殺技は、相手を土俵にめり込ませ犬神家の一族状態にするデトロイトスペシャル。(この技は意外とかっこいい)ロボット五大湖は、空を飛べるし、太陽拳も使えるし、ミサイルも出せるし、おまけにある程度の自己修復能力まである。(ほとんど戦争兵器のレベル)

とまあ、ここまで読んで頂ければ解るとおり出落ち感満載の作品です。普通はここまでレビューしてしまえば、読む価値もない他愛もないギャグマンガです。しかし、アマゾン等の一部レビューでは何故か絶賛されているので騙されたつもりで購入.....

 確かに設定はトンデモですが、話の造りが非常に緻密で丁寧なため、ぐいぐい物語に引き込まれてしまいます。これほどトンデモな設定なのに、これほど手に汗握る熱い漫画はなかなか有りません。読んでいくうちに、最新鋭の兵器で身を固めた元アメリカ人のロボット横綱も、十字架からキリストのように蘇った日本人の横綱も全く気にならなくなります。それほどに読ませる力があります。週刊少年誌でダラダラ惰性で連載を続けている(続けさせられている)漫画家に見習って欲しい完成度です。

 キワモノ好きの方は必見ですし、まともな漫画を読みたい方でもOKだと思います。(珍品であることは確かです)

 珍しくこのブログで紹介した理由ですが、この作者の続編が読みたいからです。この作品は「心技体」の横綱3部作の1つ「技」の章です。「体」の章(短編)はこの単行本に収められています。最後の「心」の章はまだ描かれていません。作者は描く気満々のようですが、今のところ描かせてくれる出版社はないようです。ここで紹介し少しでも多くの方に読んでもらい、是非最後の「心」の章を完成させてて欲しいと思います。才能を埋もれさせてはいけません。

この作品、上手に映画化したら歴史的な傑作になる気がします。ハリウッドのCGなら最高でしょうし、日本なら三池監督かな?アニメでも普通よりは遙かに面白い作品になるはずです。どこかに奇特な人いないかな?

五大湖フルバースト

五大湖フルバースト 大相撲SF超伝奇 上 (シリウスKC)五大湖フルバースト 大相撲SF超伝奇 上 (シリウスKC)
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3.11から、ちょうど1年

 3.11からちょうど1年が経過しました。昨年の14時46分は確か会議中でした。稚内はほとんど揺れなかったため、誰も地震が起きたことに気がつきませんでした。

 会議後、同僚が「東北地方に6mの津波が来る。」との発言をしましたが、あまりにも荒唐無稽なのでスルーしかけました。宮城県出身の同僚がネットで確認し「本当だ」とのことでしたので、半信半疑でTVを見に行きました。

 津波の高さは6mとのことなので、いつも通り実際は1m位だとたかをくくっていましたが、TVに映し出された映像は6mどころではありませんでした。その後、福島県嫁の実家に電話するもなかなか連絡がつきませんでした。

 嫁の実家は福島県の中通り地方なので、家が少し壊れたくらいですみました。現在は農業を再開していますが、降下した多量のセシウムのため出来た作物は完全に安全とまでは言い切れない状況です。作物を市場に持ち込んでも買いたたかれるそうです。きちんとベクレルを測定して、大丈夫なら大丈夫、ダメならダメとはっきりさせた方が良いでしょう。

 まだまだ問題は山積みでしょうが、東北地方の1日でも早い復興を祈ります。また、犠牲になられた方々のご冥福を祈ります。
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1967年生まれの80年代を愛するヲタクです。 利尻島の釣り情報をメインに発信していきます。

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