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ゴムボート船検合格への道(その5 最終回)書類等が届きました

 船検が終わってから5日、とうとう我が家に船検関係の書類が届きました。GWに入るので、急いで書類を作って送ってくれたようです。かなり速いほうだと思います。(ちなみに島では、自動車免許の書き換えで新しい免許がくるまで1ヶ月くらいかかります。)

 JCI(日本小型船舶検査機構)さんは終始大変丁寧で親切でした。国関係の機関とは思えない親切さでした。ただ、難点はJCI認定品の全てがバカ高いことですね。もう完全にぼったくりレベル。これは何とかして欲しいです。ライフジャケットに桜マークが必要になったため、インフレータブルのライフジャケットTYPE Aなんか売り切れまくりの、再生産未定ですからね。(自分の欲しいBLUESTORM(ブルーストーム)のBSJ-4320RSなんて、販売再開がいつになるやら ....)

 船舶検査済年票シール、次回検査時期指定票シール、船舶番号シールの3点セットです。また、船舶検査証と手帳(手帳と言っても紙一枚ですが....)もついてきました。

船検書類

 船舶検査証と手帳は防水パックに入れて船に積んでおきます。シールの3点セットは船検プレートに貼り付けて、船につるします。

船検プレート

 船検プレートなんて、ただのプラ板なのですが、島では手に入らないので注文しました。ただの板のくせに高価です。バカ高いので以下のamazonでは買っていません。

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 さて、波が収まったらいよいよ出船です。

クロソイ陸釣り開幕 出るか?ビッグママ

 鴛泊にヤリイカが入ったとの情報。ヤリイカの接岸とクロソイの陸釣りの開幕は大体同じタイミングです。と言うわkで出撃してきました。

 ひょっとすると、シーズンインしてから時間が経っているのか?中小型のクロソイが釣れます。(ビッグママの季節は中小物はほとんど釣れないんです)あちこち釣り歩いたところ、44センチのほとんど同じ感じのクロソイが2匹ヒット。あまりに似ているので、全く同じ個体かとも思いましたが、良く写真を比べてみた感じでは違うようです。(同じ日に同じ場所で2回ヒットするのは極まれですからね。ただ、あることはあります。)

 ただいずれにせよ、痩せているので産卵後でしょう。う~ん、スタートが遅すぎたか???

クロソイ44センチ 1

クロソイ44センチ 2

 もうダメかと思った矢先に、プチビッグママが釣れました。腹パンパンで47センチですが1.8キロ有りました。

ビッグママ?

 う~ん、出遅れた感がMAXですが、まだビッグママのチャンスはありそうです。

ゴムボート船検合格への道(その4)無事船検パスしました

 ついに船検の日がやってきました。船検は平日のみなので午後から年休をいただきました。これを外すと次は1ヶ月後となります。

 検査場所は、JCIの検査官がフェリーから降りてすぐに検査が出来るように,鴛泊港内の空き地(燃料タンク前)にしました。(検査官は今日1日で稚内→礼文→利尻→稚内と大移動したようです。)

 最初の問題は、JCIの検査官を乗客から捜すことでしたが、JCIの帽子をかぶっていてくれたので意外とすぐ解りました。(最初は車で来るかと思い、フェリーの車の出口で待ちました。徒歩乗船口から降りてこられました。島内は漁協さんかなんかの車で移動したようです。)

 ゴムボートに空気を入れ(エアフロアとキールには入れなくてもOKだそうです)、航海灯の配線を行いスタンバイです。エンジンは新品のためエンジン始動検査は不要で、型番の確認だけでした。(エンジンは車に積んだまま)

 船検の装備品のチェック、ゴムボートのエア漏れ確認、船灯のチェックと、つつがなく終了しました。所要時間は10分ほどでしたが、かなり多くの項目をかなりのスピードでチェックしていました。航海灯が通ったので夜間航行もOKです。(正味10分でしたが、準備・検査官捜し・検査・片付けで1時間半くらいは見ておいた方が良いかな?+移動時間)

【以下、今日判明したこと】すぐその場で対策しました
1 ライフジャケットの記名はしていたのですが、膨張式の救命浮環にも記名が必要であること。(すぐに記入)
2 定員数シールは船検後に貼ると思っていたのですが、船検時に貼っておく。(すぐに張りました)
3 灯火の設計図には長さの記載が必要。その場で実測してOKでした。


船検 ゴムボート

ゴムボート 灯火

 船検証や各種書類が来たら出港OKですね。(ゆうパック着払いで800円とのこと)その前に、エンジン(DF6A)にオイルを入れなくては....この時期は毎日のように荒れているので、初出船はいつになることやら。慣らし運転をかなりやらなくてはならないようなので、釣りはその後かな?今日は珍しく快晴べた凪でしたけどね。

利尻山

ゴムボート船検合格への道(その3)夜間航行用航海灯作り 最難関

 ソイ類は夜行性です。利尻島なら浅場でも、昼間から一応は釣れます。(深場なら昼でも普通にOK)ただし、浅場のソイ類は、やはり夜の方が釣れます。の沖堤なんかは安定して釣れます。夜なら目の前に見えている防波堤に、少し船を出すだけで十分です。(穴撃ちなら昼でも可能ですが、ゴムボートでの穴撃ちは厳しいんですよ。)

 ただし、夜間航行するためには、夜間航行用の航海灯を準備しないといけません。これが一番大変。船検通るかどうかメチャ微妙~。

 船体の硬い普通のボートなら、設置は比較的楽です。既製品の灯火セットを購入して船体に穴を開けてねじ止めすればOKです。しかし、ゴムボートの場合、穴は開けられないし、折りたたまなくてはいけないので簡単には固定が出来ないんですよ。

 そのため色々と工夫し自作しなければなりません。

 まず必要な物品。
1 白色の全周灯+両色灯 LED製の検定品で合わせて2万弱(バカ高い
2 レーダーリフレクター バカ高い検定品は 2~3万
  自分のボートは古いため旧規格の安いリフレクターで可とのこと。
  (平成22年10月1日以前に建造された艇はOK)
3 バッテリー
4 ポールや金具や板やら色々(←とにかくこれらが島で手に入らない


 バッテリー以外が全て一体化した航海灯セットが製品化されていますが、9万円ほどしますし、全く伸縮出来ないため2mくらいあり、車に積めません。仕方が無いので島で手に入る部品を使用して、自分で作るしか有りません


1 全周灯とレーダーリフレクターを付けたポールの製作
 ポールは、3000円くらいのアルミ製で伸縮するタイプの玉の柄です。先端部に全周灯を取り付けました。たまたま全周灯の底とぴったりの金属アダプターがありました。柄とアダプターの太さの差を調整するために、塩ビパイプを捜しましたが見つからず....スペーサーをかませて調整しました。

先端部分の金具の写真。(なぜかこの金具だけは島で入手出来た)
全周灯

(写真は上から,先端部分、中間のリフレクター、根元の固定するためのグリップ)
ポール

リフレクター

手元

 2枚目のレーダーリフレクター(レーダー反射器)は、滑り止めをかませてタイラップで結構しっかり止まりました。配線は金具で止め、熱収縮チューブを付けてシーラーでコーティングしました。接続は耐水コネクターです。

 意外と苦戦したのが写真3枚目の根元部分の、ロッドキーパーへの固定です。滑り止めを巻いて丁度ロッドキーパーの太さに合うよう調整しました。


2 船首への両色灯の固定
 両色灯はプラ板か塩ビ板に固定したかったのですが、どちらも島では売っていない。仕方なくゴム板のスペーサーを付けて、カッターマットに取り付けました。

両色灯1

両色灯2


3 電源ボックスの作製
 釣り用の防水ケースに穴を開け船を引き込んで,コーキングで穴をふさぎました。2つの航海灯をバラバラに入り切りしないといけないのでスイッチも付けました。(爆発防止のために、ケースにはピンホールを2カ所ほど開けなくてはいけません)

入れ物

内部配線

スイッチ

超重要:LEDはプラスマイナスを逆にすると一発で壊れるらしいので配線には気をつけること。今回テスターを購入しました。


4 電源ボックス固定用の縛り紐設置
 ボート底面に縛り紐セットを接着剤にて固定。
固定紐


 現在判明している(自分の場合の)灯火の絶対条件
1 全周灯と両色灯が必要
2 両色灯は船の中心線上に置く。(角度が変わらないこと)
3 全周灯は両色灯より1m以上、上方に置く。(そのため必ずポールが必要)
4 自分の場合は、船が古いためリフレクターは旧型でも可。
5 航海灯は別々に入り切り出来ること。
6 ケースにはガス抜きのためにピンホールを2つほど開けておくこと。


 その他おそらく気をつけた方が良さそうなこと。
1 漏電しないようにする
2 ガソリンとバッテリーは別容器で
3 バッテリーケースは固定されていること。


 一応作ってはみたものの、一度も現物をゴムボート本体にセッティングしていないのでかなり心配。航海灯はちゃんと点くのですが、問題は固定がきちんと出来るかですね。

 完成予想図。(これには、船灯の高さ等を記入しておかなければいけないそうです)
設計図

使用したテープは以下の物です。耐候性が売りで、粘着力も強いです。
3M スコッチ 強力多用途補修テープ 48mm幅x9m DUCT-09
3M(スリーエム)
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ゴムボート船検合格への道(その2)日本小型船舶検査機構(JCI)に書類提出

 さて、備品が揃ったら今度は日本小型船舶検査機構(JCI)に書類の提出です。(離島なので、買い物をする場合商品到着まで1週間ほどかかることがあるので、まずは備品購入が先でした。近所にお店があれば書類提出後で充分間に合うでしょう)
JCIのホームページ:http://www.jci.go.jp/index.html


以下が、必要な書類(以下の書類は、JCIの公開している記入例のスクリーンショットです

1 新規登録書(我が船には不要でした...) 
登録
 印鑑証明も取得して、お金も納入したのですが、不要とのことでした。(お金は戻るとのことでした)

我が家のゴムボートは、以下↓に該当するためです。船検・免許不要のゴムボートはこれに当たりますね。
推進機関を有する長さ3m未満、当該推進機関の連続最大出力が20馬力未満の船舶
 

2 船舶検査申請書(絶対に必要)
船検

記入時気をつけたこと
1 船の名前を絶対に付けること(一度付けると変更は難)
2 初回は定期検査扱い。
3 最大搭載人数は減らすことは可能。私は4人から3人へと減らしました。
  減らした分、高価なライフジャケットを少なく出来ます。現実的にも、釣りをするなら定員の半分が良いところです。
  定員2人でも良かったのですが、小さい子を親と遊びでのせることもあろうかと3人にしました。子どもは0.5人カウント。
4 検査希望日時はHPで調べること。ちなみに利尻島は月1回、冬は無し。
5 航行区域は人によって違うと思いますが、私は限定沿海(可搬型)としました。ゴムボートはこれがメインと思います。


(図はJCIのホームページより)
区域


3 検査料金支払い
前払いだと知らずに先に書類だけ送ってしまいました。
JCIに行けば、専用の振込用紙がもらえるそうですが、最寄りのJCI(札幌)が日帰り出来る距離に無いので、普通に郵便局で支払い、その振り込み半券を郵送しました。本当は申請書と同時に送る必要があるようです。(ちなみに11,600円でした)

 書類(振込票含む)は検査の1週間前に揃わない場合は、次回送り(利尻の場合は1ヶ月後)となります。ここしばらくフェリーの欠航等が続いたため、私の書類はまだJCIに届いていない模様....明日の締め切り日には間に合うでしょう。普通は道内なら翌日届いたりしますが、最近は欠航等で4日くらいかかっています。amazon等も遅れ気味。

 書類に不備が無ければ、明日の月曜日に締め切られ、火曜か水曜に検査時間と場所が決まるはずです。(土日は検査が無いので、仕事は必ず休みを取らないといけません)ちなみに、ゴムボートの予備検査証、信号紅炎の代わりにスマホを登録するための料金支払証明書と、灯火の設置書(簡単な手書きの図)も同封しました。

写真は予備検査証。
予備船検
アップ

 書類が受理されると良いのですが....解らないことは、JCIに電話をすれば親切に教えてくれます。しかし、初めての場合は、何を聞けば良いのかも解らないですけどね。
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1967年生まれの80年代を愛するヲタクです。 利尻島の釣り情報をメインに発信していきます。

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