-10℃厳寒 冬こそキャンプ 生還か凍死か?
さて寒さMAXの季節となってきました。北海道の真冬の楽しみとしては、私も大好きなスキーや氷上穴釣りがあります。ただ私が未体験だったものもあります。それは雪中キャンプです。
日本一寒い陸別町では、しばれフェスティバル人間耐寒テストの受付もはじまりました。是非参加したいのですが、稚内からでは遠すぎます。(冬道なので片道12時間以上?)
人間耐寒テストHP:http://www10.ocn.ne.jp/~shibare/taikantest.html
そこで私も単独で雪中キャンプに挑戦しました。本当はツイッターか何かで実況するつもりでしたが、より寒さを求めて内陸に移動したため、完全に圏外なうとなってしまったため実況できませんでした。(そもそもツイッターはアカウントを持っていますが使ったことはほとんど無かったりします)
さて、キャンプ開始です。開始前の車の外気温計での測定結果は-9℃です。キャンプをするには、まあまあの気温です。朝に期待したいところです。

下手なところにテントを張ると、除雪車に巻き込まれて死にますし、落雪で圧死しかねません。雪に埋もれていると鹿に踏まれる可能性もあります。そこでテントは、安全な玄関先に設置させていただきました。(ストーブを使用すると一酸化炭素中毒で死ぬので厳禁。)

LEDランタンが寒々しい感じを演出してくれます。

服装は、ヒートテックの下着+フリースのシャツ+ジャージでした。ジャージはこの状況では役に立たないですね。ジャージの代わりにフリースの上下があれば万全だったと思います。購入しなくちゃ。
寝床は、写真の通り一番下が、車中泊用のエアマット(効果絶大)→薄い毛布を1枚(エアマットは冷たい)→イスカの3シーズン用のマミー寝袋→家で使用している毛布(効果絶大)。ちなみに掛け毛布の一部が白いのは霜です。


本当は下の娘と雪中キャンプするつもりだったのですが、寒いからどうしても嫌だと断られました。この裏切り者め。下の娘は、ゆうち自然学校のノビトきゃんぷに参加中でした。(このお宅が宿泊所です)

さて、寒さですがここまで完全装備なら大丈夫です。普通に家の中で寝るのとほとんど変わりません。ただ、耳が少し寒かったり、湿度が低いため喉が渇いたくらいですね。
寒さのために、カメラのバッテリーがゼロになったり(人肌で暖めて復活)、靴がカチンコチンで履けなくなったり、手袋内に残った水分が凍って氷手袋になっていたりは、想定内でした。
ちょっと意外だったのが、自分の吐息でテント内が氷の結晶に覆われたことです。(クリックして拡大するとよく見えます)

凍死することもなく、鶏の鳴き声で無事に朝を迎えました。(卵は産まれたらすぐ回収しないと凍るそうです。)

ちょっと予想外だったのが、朝でも-11℃までしか気温が下がらなかったことです。とても温暖な朝となりました。この日の最低気温は、お昼過ぎの-12℃のようです。(前日の朝は-20℃近くまで下がったそうです)次は-25℃くらいの時に挑戦してみたいですね。
今回の装備で-15℃までなら完璧のはずです。フリースの上下があれば-20℃でも可能でしょう。-25℃は???ですけどね。(陸別は-20℃前後ですね。)
ただ、一番の問題はテントですね。このテントは風に弱い上に、雪上ではがっちりとペグも打てないのが非常に難点です。今回も寒さよりは風の方がやばかったです。風でテントがかなり変形しました。
さあ、みなさんもレッツ雪中キャンプ。
※帰りがけにアザラシの撮影でもしようと抜海港に行きましたが、まだ除雪が入っていなかったため途中までしか行く事ができませんでした。これから先は普通の車では無理ですね。残念。矢印に沿って車道が続いていますが地吹雪で埋まっています。2台ほどチャレンジしていますが、バックして引き返したようです。

(追記1)
下の娘は2泊3日でノビトきゃんぷを行い、大変満足してよりワイルドになって帰ってきました。夜寝る時は寒かったようです。裏切らずに、一緒に屋外で寝れば暖かかったのに。
(追記2)
抜海港のアザラシは千頭をゆうに超える状況であまりにも多すぎるので、13日に上陸ができないように柵を作ったそうです。百頭くらいに減らしたいようです。確かにあれだけいるととてつもない漁業被害があると思われます。実際、ここ数年は港内(港外周辺でも)であまり魚が釣れなくなりました。
日本一寒い陸別町では、しばれフェスティバル人間耐寒テストの受付もはじまりました。是非参加したいのですが、稚内からでは遠すぎます。(冬道なので片道12時間以上?)
人間耐寒テストHP:http://www10.ocn.ne.jp/~shibare/taikantest.html
そこで私も単独で雪中キャンプに挑戦しました。本当はツイッターか何かで実況するつもりでしたが、より寒さを求めて内陸に移動したため、完全に圏外なうとなってしまったため実況できませんでした。(そもそもツイッターはアカウントを持っていますが使ったことはほとんど無かったりします)
さて、キャンプ開始です。開始前の車の外気温計での測定結果は-9℃です。キャンプをするには、まあまあの気温です。朝に期待したいところです。

下手なところにテントを張ると、除雪車に巻き込まれて死にますし、落雪で圧死しかねません。雪に埋もれていると鹿に踏まれる可能性もあります。そこでテントは、安全な玄関先に設置させていただきました。(ストーブを使用すると一酸化炭素中毒で死ぬので厳禁。)

LEDランタンが寒々しい感じを演出してくれます。

服装は、ヒートテックの下着+フリースのシャツ+ジャージでした。ジャージはこの状況では役に立たないですね。ジャージの代わりにフリースの上下があれば万全だったと思います。購入しなくちゃ。
寝床は、写真の通り一番下が、車中泊用のエアマット(効果絶大)→薄い毛布を1枚(エアマットは冷たい)→イスカの3シーズン用のマミー寝袋→家で使用している毛布(効果絶大)。ちなみに掛け毛布の一部が白いのは霜です。


本当は下の娘と雪中キャンプするつもりだったのですが、寒いからどうしても嫌だと断られました。この裏切り者め。下の娘は、ゆうち自然学校のノビトきゃんぷに参加中でした。(このお宅が宿泊所です)

さて、寒さですがここまで完全装備なら大丈夫です。普通に家の中で寝るのとほとんど変わりません。ただ、耳が少し寒かったり、湿度が低いため喉が渇いたくらいですね。
寒さのために、カメラのバッテリーがゼロになったり(人肌で暖めて復活)、靴がカチンコチンで履けなくなったり、手袋内に残った水分が凍って氷手袋になっていたりは、想定内でした。
ちょっと意外だったのが、自分の吐息でテント内が氷の結晶に覆われたことです。(クリックして拡大するとよく見えます)

凍死することもなく、鶏の鳴き声で無事に朝を迎えました。(卵は産まれたらすぐ回収しないと凍るそうです。)

ちょっと予想外だったのが、朝でも-11℃までしか気温が下がらなかったことです。とても温暖な朝となりました。この日の最低気温は、お昼過ぎの-12℃のようです。(前日の朝は-20℃近くまで下がったそうです)次は-25℃くらいの時に挑戦してみたいですね。
今回の装備で-15℃までなら完璧のはずです。フリースの上下があれば-20℃でも可能でしょう。-25℃は???ですけどね。(陸別は-20℃前後ですね。)
ただ、一番の問題はテントですね。このテントは風に弱い上に、雪上ではがっちりとペグも打てないのが非常に難点です。今回も寒さよりは風の方がやばかったです。風でテントがかなり変形しました。
さあ、みなさんもレッツ雪中キャンプ。
※帰りがけにアザラシの撮影でもしようと抜海港に行きましたが、まだ除雪が入っていなかったため途中までしか行く事ができませんでした。これから先は普通の車では無理ですね。残念。矢印に沿って車道が続いていますが地吹雪で埋まっています。2台ほどチャレンジしていますが、バックして引き返したようです。

(追記1)
下の娘は2泊3日でノビトきゃんぷを行い、大変満足してよりワイルドになって帰ってきました。夜寝る時は寒かったようです。裏切らずに、一緒に屋外で寝れば暖かかったのに。
(追記2)
抜海港のアザラシは千頭をゆうに超える状況であまりにも多すぎるので、13日に上陸ができないように柵を作ったそうです。百頭くらいに減らしたいようです。確かにあれだけいるととてつもない漁業被害があると思われます。実際、ここ数年は港内(港外周辺でも)であまり魚が釣れなくなりました。
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このエントリーのカテゴリ : 稚内・宗谷情報(島以外)
ナマコ漁すごそうですね。
やってみたい気もしますが、ギブアップ確実な気もします。
海水がお湯に感じるのは、沖縄くらいです。
北海道の海水は夏でも冷水、冬は痛水ですからね。
小塩さん
寒さも楽しまないと生きていけないですね。
雪かきがもっと楽しいと良いのですが
雪かきは連続すると辛いです。
ぶっ(≧3≦)・*;。
あはははo(≧▽≦)o
寒さすら楽しんでしまうところが素敵です。
フリースや毛布は、やはり強い味方なんですね^^
なんとも アホ な事を‥‥‥‥‥(爆
次回は沓形漁港ドS極寒ナマコ漁 を体験しませんか?
マイナスの船上で横になり ひたすら ナマコを探す
寒さにしばれた 右手を海水に入れると
海水が お湯 に感じるよ‥‥‥‥‥(爆