ゴムボート船検合格への道(その3)夜間航行用航海灯作り 最難関
ソイ類は夜行性です。利尻島なら浅場でも、昼間から一応は釣れます。(深場なら昼でも普通にOK)ただし、浅場のソイ類は、やはり夜の方が釣れます。の沖堤なんかは安定して釣れます。夜なら目の前に見えている防波堤に、少し船を出すだけで十分です。(穴撃ちなら昼でも可能ですが、ゴムボートでの穴撃ちは厳しいんですよ。)
ただし、夜間航行するためには、夜間航行用の航海灯を準備しないといけません。これが一番大変。船検通るかどうかメチャ微妙~。
船体の硬い普通のボートなら、設置は比較的楽です。既製品の灯火セットを購入して船体に穴を開けてねじ止めすればOKです。しかし、ゴムボートの場合、穴は開けられないし、折りたたまなくてはいけないので簡単には固定が出来ないんですよ。
そのため色々と工夫し自作しなければなりません。
まず必要な物品。
1 白色の全周灯+両色灯 LED製の検定品で合わせて2万弱(バカ高い)
2 レーダーリフレクター バカ高い検定品は 2~3万
自分のボートは古いため旧規格の安いリフレクターで可とのこと。
(平成22年10月1日以前に建造された艇はOK)
3 バッテリー
4 ポールや金具や板やら色々(←とにかくこれらが島で手に入らない)
バッテリー以外が全て一体化した航海灯セットが製品化されていますが、9万円ほどしますし、全く伸縮出来ないため2mくらいあり、車に積めません。仕方が無いので島で手に入る部品を使用して、自分で作るしか有りません。
1 全周灯とレーダーリフレクターを付けたポールの製作
ポールは、3000円くらいのアルミ製で伸縮するタイプの玉の柄です。先端部に全周灯を取り付けました。たまたま全周灯の底とぴったりの金属アダプターがありました。柄とアダプターの太さの差を調整するために、塩ビパイプを捜しましたが見つからず....スペーサーをかませて調整しました。
先端部分の金具の写真。(なぜかこの金具だけは島で入手出来た)

(写真は上から,先端部分、中間のリフレクター、根元の固定するためのグリップ)



2枚目のレーダーリフレクター(レーダー反射器)は、滑り止めをかませてタイラップで結構しっかり止まりました。配線は金具で止め、熱収縮チューブを付けてシーラーでコーティングしました。接続は耐水コネクターです。
意外と苦戦したのが写真3枚目の根元部分の、ロッドキーパーへの固定です。滑り止めを巻いて丁度ロッドキーパーの太さに合うよう調整しました。
2 船首への両色灯の固定
両色灯はプラ板か塩ビ板に固定したかったのですが、どちらも島では売っていない。仕方なくゴム板のスペーサーを付けて、カッターマットに取り付けました。


3 電源ボックスの作製
釣り用の防水ケースに穴を開け船を引き込んで,コーキングで穴をふさぎました。2つの航海灯をバラバラに入り切りしないといけないのでスイッチも付けました。(爆発防止のために、ケースにはピンホールを2カ所ほど開けなくてはいけません)



超重要:LEDはプラスマイナスを逆にすると一発で壊れるらしいので配線には気をつけること。今回テスターを購入しました。
4 電源ボックス固定用の縛り紐設置
ボート底面に縛り紐セットを接着剤にて固定。

現在判明している(自分の場合の)灯火の絶対条件
1 全周灯と両色灯が必要
2 両色灯は船の中心線上に置く。(角度が変わらないこと)
3 全周灯は両色灯より1m以上、上方に置く。(そのため必ずポールが必要)
4 自分の場合は、船が古いためリフレクターは旧型でも可。
5 航海灯は別々に入り切り出来ること。
6 ケースにはガス抜きのためにピンホールを2つほど開けておくこと。
その他おそらく気をつけた方が良さそうなこと。
1 漏電しないようにする
2 ガソリンとバッテリーは別容器で
3 バッテリーケースは固定されていること。
一応作ってはみたものの、一度も現物をゴムボート本体にセッティングしていないのでかなり心配。航海灯はちゃんと点くのですが、問題は固定がきちんと出来るかですね。
完成予想図。(これには、船灯の高さ等を記入しておかなければいけないそうです)

使用したテープは以下の物です。耐候性が売りで、粘着力も強いです。
ただし、夜間航行するためには、夜間航行用の航海灯を準備しないといけません。これが一番大変。船検通るかどうかメチャ微妙~。
船体の硬い普通のボートなら、設置は比較的楽です。既製品の灯火セットを購入して船体に穴を開けてねじ止めすればOKです。しかし、ゴムボートの場合、穴は開けられないし、折りたたまなくてはいけないので簡単には固定が出来ないんですよ。
そのため色々と工夫し自作しなければなりません。
まず必要な物品。
1 白色の全周灯+両色灯 LED製の検定品で合わせて2万弱(バカ高い)
2 レーダーリフレクター バカ高い検定品は 2~3万
自分のボートは古いため旧規格の安いリフレクターで可とのこと。
(平成22年10月1日以前に建造された艇はOK)
3 バッテリー
4 ポールや金具や板やら色々(←とにかくこれらが島で手に入らない)
バッテリー以外が全て一体化した航海灯セットが製品化されていますが、9万円ほどしますし、全く伸縮出来ないため2mくらいあり、車に積めません。仕方が無いので島で手に入る部品を使用して、自分で作るしか有りません。
1 全周灯とレーダーリフレクターを付けたポールの製作
ポールは、3000円くらいのアルミ製で伸縮するタイプの玉の柄です。先端部に全周灯を取り付けました。たまたま全周灯の底とぴったりの金属アダプターがありました。柄とアダプターの太さの差を調整するために、塩ビパイプを捜しましたが見つからず....スペーサーをかませて調整しました。
先端部分の金具の写真。(なぜかこの金具だけは島で入手出来た)

(写真は上から,先端部分、中間のリフレクター、根元の固定するためのグリップ)



2枚目のレーダーリフレクター(レーダー反射器)は、滑り止めをかませてタイラップで結構しっかり止まりました。配線は金具で止め、熱収縮チューブを付けてシーラーでコーティングしました。接続は耐水コネクターです。
意外と苦戦したのが写真3枚目の根元部分の、ロッドキーパーへの固定です。滑り止めを巻いて丁度ロッドキーパーの太さに合うよう調整しました。
2 船首への両色灯の固定
両色灯はプラ板か塩ビ板に固定したかったのですが、どちらも島では売っていない。仕方なくゴム板のスペーサーを付けて、カッターマットに取り付けました。


3 電源ボックスの作製
釣り用の防水ケースに穴を開け船を引き込んで,コーキングで穴をふさぎました。2つの航海灯をバラバラに入り切りしないといけないのでスイッチも付けました。(爆発防止のために、ケースにはピンホールを2カ所ほど開けなくてはいけません)



超重要:LEDはプラスマイナスを逆にすると一発で壊れるらしいので配線には気をつけること。今回テスターを購入しました。
4 電源ボックス固定用の縛り紐設置
ボート底面に縛り紐セットを接着剤にて固定。

現在判明している(自分の場合の)灯火の絶対条件
1 全周灯と両色灯が必要
2 両色灯は船の中心線上に置く。(角度が変わらないこと)
3 全周灯は両色灯より1m以上、上方に置く。(そのため必ずポールが必要)
4 自分の場合は、船が古いためリフレクターは旧型でも可。
5 航海灯は別々に入り切り出来ること。
6 ケースにはガス抜きのためにピンホールを2つほど開けておくこと。
その他おそらく気をつけた方が良さそうなこと。
1 漏電しないようにする
2 ガソリンとバッテリーは別容器で
3 バッテリーケースは固定されていること。
一応作ってはみたものの、一度も現物をゴムボート本体にセッティングしていないのでかなり心配。航海灯はちゃんと点くのですが、問題は固定がきちんと出来るかですね。
完成予想図。(これには、船灯の高さ等を記入しておかなければいけないそうです)

使用したテープは以下の物です。耐候性が売りで、粘着力も強いです。
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