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今話題の利尻ヒグマと、寒さにも耐えて夜釣り

 利尻島のヒグマさんは用心深いため、主に山の中で、誰とも出会わずに生活をしています。そのため、当面は駆除を行わず、共存していくこととなりました。そのため、かなり用心をして釣りや生活をしなくてはいけません。

 熊鈴と、熊スプレーを持っての釣りとなります。写真左が、ライフジャケットに取り付けた熊スプレー。熊スプレーを持って海釣りをするなんて....(川釣りでは必ず持参していましたけどね)海から来た個体なので、海沿いを歩いていても全くおかしくはありません。

熊スプレー

 自分の羆対策をメモしておきます。
1 熊鈴、熊スプレーを持参(川釣りでは戦闘用に鉈も持っていくが、出会い頭は少ないと思うのでスプレーのみ)
  (人を避ける個体なので、熊鈴は効果があるはず。)
2 出来るだけポイントの近くに車を置く。
3 車から離れて釣りをしない。近くの移動も車で。
4 釣り場に着いたらイキナリ降りずに、車の窓を開けて匂いを確認。熊がいたらかなり獣臭いはず。
  (ただし、風下にヒグマがいると解らない)
5 車から降りたら、しばらく音や気配に気を遣いヒグマがいないことを確かめる。
  (夜の利尻島は基本的に何の気配も無い。何らかの気配がしたら危険。)
6 港の釣りなので、防波堤の根元からヒグマに近づかれたら、海しか逃げ場が無いので飛び降りる場所を決めておく。
  (適当に飛び降りると、テトラ等で死ぬ。飛び降りたら、逃げずに大人しくしていた方がヒグマは去るかも?)
7 くまさんがいたら、見つめて「うん、怖くないよ 怖くないよ お山に戻ってね」と心のメッセージを送る。
  (イキナリ背を向けて走って逃げると、反射的に襲われる。)
8 釣り具はくまさんにあげる。(それに気をとられてもらう。ただし、防波堤だといずれにせよ逃げ場は無い。)
  (取り返すと、ヒグマにしつこく追われるので、釣り具は諦める。)
9 車に戻る時も、臭いを中心に細心の注意をする。


 ヒグマは怖い息が真っ白になるほど寒い(気温は7℃で強風)という厳しい状況で釣りをしましたが、小ガヤが沢山、小型クロソイポツポツ、シマゾイ30センチ1匹のみでした。流石にママのピークは完全終了のようです。

 先週釣れた、以下のクロソイ38センチがラストの良型となりました。(実はこれを釣った時、気のせいだとは思うが....車に戻る時、少し獣臭い気がした...)

38センチ

 一番の心配事は、利尻島には有事の際にヒグマを屠れる人がいない・その手段が無いことです。警察のピストル程度では効かないし、職場にいる剣道の達人も300キロオーバー相手では真剣を用いたとしても良くて相打ち、礼文と違い自衛隊もいない、トド撃ちの方はいますがヒグマは免許外らしいですし海と山では勝手が違うことでしょう。本土から猟友会が来ても、島の地形やヒグマの動きが解らないし、猟友会が来るまでに大きく移動しているはずです。(ヒグマなら余裕で1日で島1周出来る)

 一番良いのは、くまたんがメスを求めて島から出ることですね。そこまでいかなくても、このままひっそりと山で生活してくれればいいのですが....
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1967年生まれの80年代を愛するヲタクです。 利尻島の釣り情報をメインに発信していきます。

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